すみっこCE

医療界で、すみっこで細々と活躍する「臨床工学技士」。職務を全うする中で得た知識をアウトプットするためのブログ。

「圧倒的な売り手市場」

「知ってる!機械触ってた人!」

 

臨床工学技士の仕事について、いろんな説明をするがなかなか伝わらない。

しかし、テレビの力は凄いもので、人気ドラマに登場する1シーンを挙げると、目の前にいる彼女の頭の中はスッキリとする。

 

相変わらず飲み屋での話である。

 

先日、神戸新聞からこのような記事がでた。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201702/sp/0009926182.shtml

 

医療界のすみっこで活躍する「臨床工学技士」として従事する私にとって 、嬉しい限りである。

 

皆さん、ご存知ないかもしれないが「臨床工学技士」は医療ドラマでは直々登場する。

「私、失敗しません!」でお馴染みの「ドクターX」であったり、「医龍」,「チームバチスタ」と出てる作品はすべてシリーズ化されているものばかり。

これほど露出があるにもかかわらず、認知度は依然と低い………

 

しかし、逆転の発想をすれば、露出度が高いにもかかわらず、医療界からニーズが高い。

 

臨床工学技士になるには、専門学校あるいは大学へ行き、「受験資格」を取得し、

毎年3月に行われる国家試験に合格する必要がある。

先日行われた「第30回臨床工学技士国家試験」の合格率は81.9%

難易度は過去問をしっかり解いていれば、余裕で合格できる。

 

現に私は、卒業研究や卒論発表で12月いっぱいまで、一切、試験勉強には手をつけることができず、ようやく落ち着いた1月から3月の初めまで過去問をひたすら解き、合格した。

 

昨今の安定志向の若者、ぜひ「圧倒的な売り手市場」である臨床工学技士をオススメしたい。